会議を録音し、文字起こしを保存しただけで満足していませんか。
マーケティング業務で重要なのは、会議内容を残すことではなく、そこから「何が決まり、何が課題で、誰がいつまでに動くのか」を取り出すことです。
Nottaは会議の文字起こしやAI要約に対応し、プランによってWeb会議の録画、CRM・Zapier連携、利用状況レポートなども案内されています。さらにNotta
Brainは、複数ファイルの横断検索や資料作成など、記録後の活用を支援する位置づけです。
この記事では、Nottaを使ったことがない人にも分かるように、公式情報をもとにプランの違いと月次レポートへのつなぎ方を整理します。
※本記事は公式情報をもとにした手順案です。文字起こし精度や操作感の実測レビューではありません。

Nottaでできること
公式料金ページでは、主に次の機能が案内されています。
- Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexなどの会議文字起こし
- 話者識別
- AI要約
- ファイルインポート
- 文字起こしデータのダウンロード
- Web会議の録画
- CRM、Zapierなどのサービス連携
- Notta BrainのAI機能
利用できる回数や機能はプランによって異なります。
無料・プレミアム・ビジネスの違い
2026年8月22日に確認した公式情報では、年間契約時の主な内容は次のとおりです。
| プラン | 料金の目安 | 文字起こし | AI要約 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 120分/月、1回3分まで | 10回/月 | 短い音声で試したい |
| プレミアム | 月額換算1,185円、年額14,220円 | 1,800分/月、1回5時間まで | 100回/月 | 個人で継続利用したい |
| ビジネス | 月額換算2,508円、年額30,096円 | 無制限、1回5時間まで | 200回/月 | チーム共有・連携を使いたい |
| エンタープライズ | 要相談 | カスタマイズ | 無制限 | 全社導入・高度な管理が必要 |
料金、機能、キャンペーンは変更される可能性があります。契約前に公式ページで最新情報を確認してください。
Notta Brainは別に考える
Notta
Brainは、文字起こしそのものより、蓄積した情報の検索・整理・資料化を助ける機能です。
公式料金ページでは、Notta
Brainのプレミアムアドオンとして年額14,300円、月間8,000クレジットが案内されています。一方、基本プランにも一定のBrainクレジットが表示されているため、「Nottaの利用料金」と「Brainの追加料金・クレジット」を分けて確認する必要があります。
月次レポート目的なら、最初からBrainを契約するのではなく、次の順番で考えると無駄が少なくなります。
- 文字起こしが必要な会議時間を把握する
- AI要約だけで目的を満たせるか確認する
- 複数会議の横断検索や資料生成が必要ならBrainを検討する
会議メモを月次レポートへ変える流れ

1. 会議ごとに目的を付ける
ファイル名だけで管理せず、会議日、施策名、媒体、会議種別を付けます。
例:
2026-08-20_LINE_定例_改善会議
2. AI要約の項目を固定する
毎回違う形式で要約すると、月末にまとめにくくなります。次の項目を固定します。
- 決定事項
- 課題
- 数値変化
- 仮説
- 次のアクション
- 担当者
- 期限
- 未決事項
3. 月末に会議ログをまとめる
対象月の会議ログを集め、同じ施策や課題を統合します。複数ファイルの横断整理に対応する機能を使う場合も、AIに「重複を消す」「不明値を補わない」と伝えます。
4. 実績データと分離する
会議で語られた数値と、広告管理画面やCRMから取得した確定値を混ぜないようにします。
- 会議ログ:背景、意思決定、仮説
- 実績データ:確定した配信数、CTR、CV、売上など
最終レポートでは、両方の出典を分けて記載します。
コピペ用の変換テンプレート
以下の会議ログを、マーケティング月次レポート用に整理してください。
【出力項目】
1. 今月決まったこと
2. 継続中の課題
3. 数値に関する発言
4. 発言された原因仮説
5. 実行済みアクション
6. 次月アクション
7. 担当者と期限
8. 未決事項
【ルール】
・会議で確認できない内容を補わない
・発言と確定値を区別する
・原因は断定せず、発言者の仮説として扱う
・顧客名や個人名は匿名化する
・担当者または期限が不明なら「未取得」とする
・同じ内容は統合し、統合した件数を示す
どのプランを選ぶ?

フリーが向く人
- まず文字起こしの流れを試したい
- 3分以内の短い音声で検証できる
- 月次レポート用テンプレートとの相性を確かめたい
プレミアムが向く人
- 個人で長めの会議を継続的に扱う
- 文字起こしデータをダウンロードしたい
- 月100回以内のAI要約で足りる
ビジネスが向く人
- 複数人で共有する
- 会議量が多い
- CRMやZapierとの連携を検討している
- 管理機能や利用状況レポートが必要
Brainを追加検討する人
- 複数の会議や資料を横断して探したい
- 記録から資料作成までつなげたい
- 基本プランの要約だけでは整理が追いつかない
導入前の注意点
会議データには、顧客名、売上、個人情報、未公開施策などが含まれる可能性があります。録音への同意、社内のAI利用ルール、保存期間、共有権限を確認してください。
また、文字起こし精度は音質、話者数、専門用語、通信環境などの影響を受けます。本記事では精度を実測していないため、「正確」「必ず時短できる」とは断定しません。
次のアクション
最初はフリープランで、機密情報を含まない3分以内のサンプル音声を使い、上記テンプレートで整理できるか試します。その結果、必要な録音時間、AI要約回数、チーム共有、外部連携の有無を確認してから有料プランを選ぶと、過剰契約を避けやすくなります。


